東京駅丸の内口から皇居に向かう途中の簫酒な小路「丸の内仲通り」。江戸時代は各藩の大名屋敷が連なっていました。
この一帯のオアシス的な存在「丸の内ブリックスクエア」には、かつて勝山藩の屋敷(一番下の写真左中央)がありました。英国式庭園には美しい彫刻がいくつか置かれていますが、恐竜のオブジェも一つくらいそっと置かせてほしいな、と、いつも勝手なことを考えています。
それがかなわなくとも、後ろの三菱一号館美術館で勝山の恐竜展を開催したら、さぞ昔もお殿様も鼻が高いと思ってくださるのではないでしょうか(妄想)。
東京駅大手町側(写真右やや下)には鯖江藩のお屋敷が。安政の大獄時代、老中を務めた「間部詮勝」の名が見えますね。地元では、広大な庭園(今の西山公園)建設に自ら鍬や鋤をふるった、住民思いのお殿様として有名です。
http://www.city.sabae.fukui.jp/pageview.html?id=4900